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令和5年1月13日付にて、「公益財団法人舩井幸雄記念館」は「内閣府」からの認定を受けました。
これにより、活動の範囲が、日本国内および世界へと広がることとなります。今後も、「舩井幸雄記念館 桐の家」の運営と世のため、人のために活動される団体様への助成活動を軸に、より一層社会貢献することを目的として事業を展開してまいります。

代表理事 佐野浩一


【2023年度助成金交付先決定のお知らせ】

公益財団法人舩井幸雄記念館
代表理事 佐野浩一

この度は、2023年度「助成金交付事業」に対し、計21団体様より公募を承り、誠に有り難うございました。公募資料の整理、審議の準備等に時間を要し、「5月中旬」としておりました助成先発表が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

理事長含め、幣財団規定に則り選定した委員、計3名(1名欠席)により、「助成金決定委員会」を執り行いました。

なお、「助成金決定委員会」委員は次のとおりです。
竹部隆  (熱海市市議会議員)
鈴木宜弘 (有限会社かめや洋装店 不動産部 代表)
小野田政弘(公益財団法人舩井幸雄記念館 理事)
佐野浩一 (公益財団法人舩井幸雄記念館 代表理事)

時代の変化とともに多様なニーズに対応するべく、昨年度より、より幅広い分野への助成を展開すべく、「観光」「文化」「教育」「暮らし」「福祉」「食と農」「自然と環境」「次世代」「バリアフリー」「ジェンダーフリー」「新技術」などの分野でお役に立てればと検討いたしました。また、今年度は、「G7広島サミット2023」が開催されていることも鑑み、「平和」もテーマの1つとして掲げました。また、別事業における「学校への出張授業」との関連もあり、「教育分野」を含めた「未来の子どもたちへの支援」については、さらに広げていきたいと考えました。

本年度の公募希望総額は、40,434,957円に上りました。
助成総額は8,000,000円を予算としておりましたので、厳正なる検討、審議を重ね、弊財団の設立理念、「世のため、人のため」に合致し、事業の公益性、必要性、緊急性、継続性、財務状況などの観点から、本助成をいま本当に必要としてくださっていると考えられる団体を12団体様を決定させていただきました。

本年度助成先と助成目的とその理由については、以下のとおりです。

「一般社団法人知暁福祉会 就労継続支援B型事業所 アークビレッジ愛鷹」様 
持続可能な、環境に配慮した自然農法型農業経営を実践し、これまで培った福祉のノウハウを活用し、障がい者雇用につなげ、農福一体で事業を拡大したいとの意向。今回、4月の事業所移転に伴い必要となった消防設備費および、自立支援給付が50%減算となったため、3名の常勤職員の人件費の補填のため、公募されました。その一部に充当していただくべく、720,000円を助成いたします。

「一般社団法人 知暁福祉会 Salita Fuji」様
令和2年より、知的障害・精神障害・軽度発達障害の青年期の方々が円滑な社会参加ができるよう、代表が実家の一部を修理して使用しています。利用者のニーズは高まる一方で、今回就労移行支援事業も加わりました。利用者の就労に向け、パソコン検定資格取得用としてパソコン2台、デジタルカメラ、精神的な調整につながる運動器具などの購入を検討されています。今回、その一部費用に充当していただくため、300,000円を助成させていただきます。

「熱海伊豆山子ども食堂」様 
自然農法による農園の運営、地域の子ども食堂として寄与してきましたが3月で閉会。「伊豆山土石流災害」により、一人暮らし高齢者のお弁当配布、買い物サポートなどまだまだ色濃く残る支援の必要性のため引き継がれました。子ども食堂12回、レクレーション実施費用等ねん出のため公募があり、今回、その一部費用に充当していただくため、200,000円を助成いたします。

「ファミリー食堂・伊豆山仲良し地蔵の会」様
伊豆山にお住いの高齢者、お一人住まいの方、買い物が困難な方、病弱な方、そしてキッズクラブに遊びに来る子どもたちのために、月に1回心のこもったお弁当を無料で届けています。また、子どもたちのためにハロウィーンやクリスマスのお菓子の配布などを行っています。昨年度に続き、今回もその費用充足のため、200,000円を助成させていただきます。

「だるますくーる」様
子どもたちに、自分も周りの友達も大切な存在であることを理解できるようにし、自己重要感を高め、自信を持てるように支えていきたい。日々の忙しさに忘れがちな大切な思いを、絵本を出版し、世界へ愛ある言葉を届けたいと考えておられます。完成した絵本を、幼稚園や保育園、子ども園を中心に寄贈し、読み聞かせをしながら、保護者にもその大切さを伝えていく活動に対し、400,000円を助成いたします。

「特定非営利活動法人あいアイ」様 
年齢、性別、国籍、そして障害の有無を問わず創造活動し、その結果を障害者自立の一助としたい。障がい者と健常者が協力して、熱海海岸に漂着するゴミを収集。収集したゴミを使ってモニュメント(天使の肖像)を制作し、多くの人に障がいを持つアーチストたちの得意な能力を知ってもらいたいと考え、障がい者の経済的な自立につなげていく……。この一連の目的達成のために助成公募。今回、520,000円を助成いたします。

「任意団体テンカラセン」様
コミュニティカフェ「あいぞめ珈琲店」で、伊豆山土石流被害の後、聴き取りを続けた結果、交通手段が少ないこと、足腰の不調のため思うように外出できない人が多く残されていることが判明。昨年度からの活動の継続案件として、荷台部分が開閉してステージになる大型トラックを「移動式サロン」として活用すべく、車両の購入、改造費用として公募。今回、その一部費用として、1,000,000円を助成いたします。

「特定非営利活動法人いきがい」 
現在運営する「サラダボウル」にて、新たな2つの事業を実施。三島市より指定を受けた、職場や通所先から家族が帰宅するまでの日中一時支援事業。現在運営するB型事業所の受け入れ時間を延長し、少人数でゆったり活動し、居場所、活躍場所を提供したいとお考えです。そのための避難用はしごの設置、電気使用量の増加に伴う主開閉器の設置等の工事費用として、700,000円を助成させていただきます。

「悩めるママの一歩を応援プロジェクトなやっぽ」 
「サポートしてもらいたい」ママも「サポートしたいママ」もどちらも大切にしたいをテーマに活動を実施。現在も全国より、サポートしたいママが集うが、十分なお支払いができておらず、またボランティアでの活動になると活動の優先順位が下がり、人が集まらなくなるのが現状。今回、認知度アップとサポーター、スポンサーの獲得のため、ホームページの制作、チラシ制作、採用などに充てていただくため、500,000円を助成いたします。

「未来創造ユースチーム」
それぞれの分野や地域で、持続可能で幸せな未来を創り出そうと意欲を持ち、行動する若者の学びとネットワーキングを創る場を提供しています。とくに、若者たちには熱い思いだけではなく、変化を創り出す力を身に着けさせたいと、「未来創造ユースチーム」の活動を開始しました。今回、そこに登場する講師の費用、人件費等を賄うため公募。未来を支える子どもたちの教育実践費用の一部に充当していただくべく、800,000円の助成をさせていただきます。

「特定非営利活動法人 縁」様 
障害者就労継続支援B型事業所「みんなのわが家」の運営、宅食、居場所づくり事業を行っています。昨年度助成において、障がいを持つ利用者の作業室、相談や面談のための面談室、休憩室の改修と環境づくりの事業を実施。今回は、利用者が使用する外階段の劣化がひどく、安全面の強化のための修繕工事を行いたいとのことで、その費用として、2,260,000円を助成いたします。

「特定非営利活動法人伊豆・田んぼプロジェクト」様 
伊豆半島の休耕田を活用し、稲作体験を開き世代間交流を実施。食べることに対して手軽さだけでなく、人生を楽しく豊かにする大事なもの。昨年度助成により、かつて計画していた「ていねいな暮らし」を発刊。今回はその第2号の発刊のため。日本で最初にオーガニックレストランを始めた作家の落合恵子さんや「学校給食をオーガニックに」と活動する団体などを取材予定。その撮影費、デザイン費等の一部として、400,000円を助成させていただきます。

舩井幸雄のあゆみ

1933年、大阪府生まれ。1956年、京都大学農学部農林経済学科卒業。日本マネジメント協会の経営コンサルタント、理事を経て、1970年に(株)日本マーケティングセンター設立。1985年、同社を(株)船井総合研究所に社名変更。1988年、経営コンサルタント会社として世界ではじめて株式を上場(現在、同社は東証、大証の一部上場会社)。"経営指導のプロ"としてコンサルティングの第一線で活躍するとともに社長職、会長職を歴任し、2003年に役員を退任。(株)船井本社の会長、(株)船井総合研究所、(株)船井財産コンサルタンツ、(株)本物研究所、(株)船井メディアなどの最高顧問を歴任し、グループ会社の象徴的存在だった。
著書は約400冊を超え、代表的なものに、『変身商法』(ビジネス社1972年刊、その後『船井流経営法』と改題)、『包みこみの発想』(ビジネス社1979年刊、サンマーク文庫1992年刊)、『未来へのヒント』(サンマーク出版1994年刊)、『エゴからエヴァへ』(PHP研究所1995年刊)、『百匹目の猿』(サンマーク出版1996年刊)などがある。

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相模湾を一望でき、富士山が見える十国峠まで車で10分ほど。樹木が茂り、小川のせせらぎと鳥の声が聞こえる自然が満喫できるイヤシロチ。

晩年の舩井幸雄は、大都会東京を離れ、そんな熱海の山中に、住居をかまえました。2003年のことです。舩井は、かねてから、「自然に勝るものはない。そして、人間もまた自然の一部なのだから、自然の摂理にしたがって生きるのがよい」と伝えてきました。舩井にとって、最後の引越しは、まさにその言葉どおりのものとなりました。

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ご挨拶

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「公益財団法人舩井幸雄記念館」は、舩井幸雄の功績を称えるとともに、舩井幸雄の理念、哲学、生き方、人間学を末永く後世に伝えて、広く一般の人々にその考え方を生涯にわたって学習してもらうことにより、明るい未来づくりに寄与する」ことを目的として、次の「4つの柱」からなる事業を実施してまいります。 

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