(今朝も虹が出ていた記念館です🌈)
こんにちは!舩井幸雄記念館の佐野純平です。
原稿を書いている今日は4月19日。
都内はなんと25度を超えているとか…
娘と散歩に行くと、半そでの人を何人も見かけました。
ニュースを見ているとゴールデンウイークが終わるころには30度近くまで気温が上がっているとか!
みなさまお体に気をつけてお過ごしくださいね.
さて、今週は開館9周年イベントのお知らせと、昨年度に紹介した、代表的な「舩井流哲学・考え方」の振り返りです。
はじめに、ご案内です。
公益財団法人舩井幸雄記念館開館9周年記念イベント、「松下幸之助と舩井幸雄」を6月22日(日)に開催します。
下記、詳細になりますので、ご確認ください。
日時:6月22日(日)
時間:13:00~16:30
会場: @コンファレンススクエアエムプラス10階
ゲスト:上甲晃(じょうこうあきら)氏
「ゲスト プロフィール」
昭和16年大阪市生まれ。
40年京都大学卒業と同時に、松下電器産業(現・パナソニック)入社。
広報、電子レンジ販売などを担当し、56年松下政経塾に出向。理事。
塾頭、常務理事・副塾長を歴任。
平成8年松下電器産業を退職、志ネットワーク社を設立。
翌年、青年塾を創設。同塾で20年以上にわたる指導を続け、約2000名に及ぶ若者たちを育ててきた人材育成のスペシャリストである。
著書に『志のみ持参』『志を教える』『志を継ぐ』『松下幸之助に学んだ人生で大事なこと』『人生の合い言葉』(いずれも致知出版社)など多数。
「スケジュール」
13:00〜13:10 舩井勝仁挨拶
13:10〜13:20 佐野浩一挨拶(活動報告)
13:20〜14:50 上甲晃氏ご講演
15:10〜16:00 佐野浩一講演
16:00〜16:30 上甲晃氏·舩井勝仁·佐野浩一トークショー
申し込みフォーム
https://business.form-mailer.jp/fms/29e05bca224893
「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助先生が創設した「松下政経塾」の元塾頭で、
約2,000人もの若者の人材教育に携わってきた上甲晃先生。
昭和の激動の時代の中で活躍されてきました。
いま、上甲先生の本を読ませていただいていますが、たくさんのことを学ばせていただいています。
イベントの開催が待ち遠しいです。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
つづいて振り返り編です。
今週は第5弾の「必然、必要、ベスト」と、第6弾の「クセづけ」、第7弾の「天地自然の理」です。
まず、第5弾の「必然、必要、ベスト」ですが、この教えについて、簡単にまとめると、「世の中に起こるすべての出来事は必要で必然なのだからベストにしよう!」という考え方になります。
長いスパンで見たらそ分かりやすいのですが、例えば、大病を患ったり、大きなケガをしたり…、仕事で大きなミスをしてしまったり。
そのようなときには、この教えはなかなか受け入れられないのではないかと思います。
私自身も15歳の時に脳に腫瘍ができ、手術に抗がん剤治療に放射線治療。
なかなかできない経験をさせていただきました。
そして、早いもので7年が経ちますが23歳のときには、脳梗塞になり、車いす生活に…
当時は受け止めることも、もちろん受け入れることもできませんでした。
でも、いつの日か、それを受け入れられるようになり、前を向いて歩んでいると、その経験が価値になり、今はさまざまなお仕事をさせてもらっています。
すべては必然で必要なのだから、ベストにしよう!
この教えは私自身の人生で体現化していきたいと思います。
次に第6弾の「クセづけ」ですが、舩井幸雄が「クセづけ」という教えを大切にしていたと考えられるということで、「クセづけ」という言葉が入った著書を紹介しました。
1冊目は、2006年に出版された「本物になるクセづけ」。
2冊目は、2007年に出版された「本物になる仕事のクセづけ」。
3冊目は、2009年に出版された「学びのクセづけ」。
4冊目は、2013年に出版された「未来を変えるクセづけ」。
です。
現在は廃版になっていて、なかなか手に入らないのですが、舩井幸雄記念館では展示しております。
私のオススメは、2009年に出版された「学びのクセづけ」です。
「クセづけ」というと、なんだか難しそうな印象を受けますが、その教えは実はシンプルで、例えば、「約束を守りましょう!」とか、その日にできることはその日にやろうという「即時処理」のススメ。
さらには、当たり前のことではありますが、なかなか実践できていない、「挨拶」や
「返事」の大切さ等々…
ぜひ、手に取っていただけたらと思います。
最後は第7弾の「天地自然の理」です。
「天地自然の理」(自然の理・宇宙の理)とは、
・「単純」で
・「調和」が取れていて
・「自由」で
・「公平」で
・「効率的」なもののことを指す考え方です。
しかし、人間のエゴやワガママから「地の理」という考え方が生まれます。
「地の理」(地球の理)とは、
・「複雑」で
・「調和」が取れておらず(不調和)、
・「束縛」や
・「競争・搾取」がある社会のです。
祖父が生きていた昭和から平成、そして令和へと時代は変わりましたが、まだまだ「地
の理」の考え方から抜け出せていないところも多いと思います。
「天地自然の理」の教えにもあるように自然の摂理を大切にし、自分だけではなくて、みんなのために!
共存、共栄していける社会を目指したいですね。
今回は6月22日に開催予定の開館9周年イベントのお知らせと、昨年の熱海日和の振り返りということで、「3つの教え」を紹介しました。
次回もいくつかの教えをお伝えできたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。