こんにちは
舩井幸雄記念館の佐野純平です
いやぁ暑いですねー!
今日からは7月に入るということで、更に暑くなると思いますので、みなさまお身体に気をつけてお過ごしくださいね。
さて、今週は先日開催した公益財団法人舩井幸雄記念館の開館9周年イベントのご報告です。
ゲストは松下政経塾、元塾頭の上甲晃先生です。 イベントの初めには、株式会社船井本社の舩井勝仁から船井本社グループを代表してのご挨拶をさせていただきました。 舩井幸雄が生前、影響を受けていて、尊敬していた松下幸之助先生とのエピソードなど 、とても興味深い内容でした。
・上甲先生のご講演 上甲先生からは、松下幸之助先生とのエピソードや松下政経塾の塾頭をされていたときのお話しをしていただきました。 印象的だったのは、何人もの政治家や経営者を育ててきた上甲先生の人材育成についてのお話しで、もちろん勉強をし、知識をつけることも大切だが、本当に大切なのは、人間としての磁力(魅力)を高めることであるとお話しされていたところです。
どんなに優れていても人間としての魅力がなければならないと……
そのためには、まずは、自分が変わること。人に求めるより自らやること。
そしてやり続けることが大切だと教えてくださいました。
さらに、嵐(ピンチ)の時にしかできないことがある。
ということで、お話しいただいたのですが、最近で言うとコロナウイルスが流行していた頃などが良い例で、あのようなピンチの時に何ができるかと自ら考え、行動できる人間は強い。
そして、嵐(ピンチ)に耐えられる人間は嵐の時にしか育たないとお話しされていたのが印象的した。
他にも、大切なことをA4用紙の余白がなくなるくらい学ばせていただきました。
上甲先生、ありがとうございました。
・館長、佐野浩一の講演 館長の佐野浩一からは、舩井幸雄とのエピソードや教えをお伝えしました。
印象的だったのが、「ツキ」についてのお話しです。
何度もお伝えしているのでご存知の方も多いと思いますが、「ツク」ためにはツイているものや人と付き合うことが大切です。
それを自分自身に置き換えてみると、自分の長所になるので、ツクためには、まずは自分の得意なことや好きなことを大切にすることです。
そして、ハッとしたのが、「そもそも「ツキ」って何か?」というところで館長の佐野が話したこの言葉です!
「ツキ」とはひとことで言えば「チャンスをつかむ力」だと。
そして、ピンチを乗り越えた先にはグッと「運」が引き寄せられる力がついている。すなわち、「運」とは試練のあとに自分に向いてくるもの…
だと、舩井幸雄は書いていたそうです。
その他にも成功の3条件である「素直・勉強好き・プラス発想」についてのお話しや舩井幸雄が大好きだった「水五訓」についてお話ししました。
上甲先生・舩井勝仁・佐野浩一トークショー
9周年イベントの締めくくりはゲストの上甲先生と舩井本社の舩井勝仁、佐野浩一の鼎談でした。 印象に残ったのは、「あたりまえのことをあたりまえにやる」ということです。 例えば、挨拶や掃除などです。 それらは一見、大切には見えないかもしれませんが、あたりまえのことをあたりまえにできない人間や会社は脆いと話されていました。
しかし、「あたりまえのことをあたりまえにやる」というのでは面白くありません……
なので、「そこまでやるか!」と思わせるくらい徹底的にやることが大切だと教えていただきました。 83歳とご高齢ではあるのですが、背筋はピンと伸びており、スタスタと歩かれている上甲先生ですが、「姿勢」をとても大切にされているようで、特に後ろ姿にはこだわられているそうです。 私も後ろ姿で語れる人間になれたらと、思いました。
上甲先生から改めて会場のみなさまへメッセージをいただいたのですが、本当にかっこよくて、会場は感動の渦でした。 本当にありがとうございました。
9周年イベントは、3度目の東京開催でした!会場には80名・オンラインでは約30名のお客さまがご参加くださり、9周年を盛大に祝っていただきました。みなさま、本当にありがとうございました。
開館9周年を迎えた舩井幸雄記念館です。
私は今月から理事として関わらせていただきます。
まだまだ未熟ではございますが、まい進して参りますので、よろしくお願いいたします。
^_^